在日韓国人の彼女に告白をした韓国人男『積極的な男ー24』
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# 在日韓国人の彼女に告白をした韓国人男
学校のテストで彼女との約束時間にギリギリになってしまい急いで彼女に電話をした。
私 『もしもし』
彼女『もしもし』
私 『今どこ?』
もちろん全部韓国語の会話だ。笑
彼女『今マクドナルドの前にいるよ〜!』
私 『了解!』
もう約束の場所に着いている彼女。会社員なのにこんな早く終わるんだと思った。笑
会社から自転車で来た彼女は今日はスーツを着ている。。。
銀座で初めて会った時の雰囲気と全然違う。。カジュアルな服を着ていた時は若々しくて明るいイメージの彼女がスーツを着ていると大人しく見えた。
私 『今日はスーツ?』
彼女 『仕事の日はいつもスーツだから』
私 『スーツも似合うね^^』
彼女 『ありがとう!』
彼女に会うのが今日で2回目なのにもう何度も会っているかのように自然な私たち。。
彼女 『テストどうだった?』
私 『あ。。テスト。。』
彼女 『??』
私 『頑張ったけど。。本当に頑張っただけ。。笑』
彼女 『笑』
私 『やっぱり。。。全然まだまだだよ。。。テスト用紙をもらって見てみたら、どんな問題なのかまず問題文の意味が全然分からないし笑』
彼女 『笑 大丈夫!大丈夫!すぐなれるよ!^^』
何がそんなに楽しかったのか、どこに行くのかも決めずにずっとマクドナルドの前で話していた私たち。。
10月の日本は日が落ちるのが早い。。
午後5時くらいなったらだんだん暗くなってきた。。。
私 『どこに行こうか? お腹すいた?』
彼女 『お腹は大丈夫! 東京タワー行ってみる?』
私 『東京タワー??』
彼女 『うん!歩いてすぐだし!』
私『オッケー!』
東京タワー。。。久しぶりだな。。。旅行で来た時にも行った事があって懐かしく感じる。。。
彼女と私はまた色んな話をしながら東京タワーに向かい歩いた。。。
私 『でもMはすごいよね』
(これから彼女をMといいます。)
彼女 『何が??』
私 『日本語も韓国語もぺらぺらじゃん。。本当にすごいと思う。』
彼女 『すごくないよ〜 おっくんもすぐ話せるようになるから!^^』
いつも前向きに答えてくれる彼女の言葉はとても力強く感じる。
私 『Mは韓国語を話せるようになるのにどのくらいかかったの?』
またでてしまった。。。外国語を話せるようになるのにはどのくらいの期間が必要だったかという質問。。笑
彼女 『私は朝鮮学校に通っていたから自然に話せるようになってたなぁ。韓国に留学もしてたし!期間はよく分からないけど。。。1年くらいはかかったかな?』
私 『あ。。そう。。』
今日のテストで自分の日本語力の足りなさを改めて痛感して、少しショックを受けてたのか彼女に会っても日本語の習得期間についての不安が出て来てつい聞いてしまった。。。
少し歩くと遠くに東京タワーが見えてきた。
私 『東京タワーだ!』
彼女 『笑 来たことある?』
私 『うん。旅行で日本に来た時。。懐かしいね。。相変わらず綺麗だね!』
彼女 『上に上がってみようか?』
私 『うん』
東京タワーに上って私たちは東京の夜景を見た。。。
旅行で来た時も東京タワーに上って思った。東京タワーは夜景が綺麗。。のみ。。。笑
でもとてもロマンチックな気分にしてくれる!笑
東京タワーで夜景を見て下に降りてきた私たちはまた歩き始めた。
東京タワーの下の道は人も少なくて彼女とゆっくり歩いてたら、なんだかデートをしてる気持ちになってきた私。
歩きながら一人で彼女について色々考えてみた。
彼女は明るいし優しいし、私の気持ちも良く分かってくれてるし、常に前向きで心強いし本当にいい人だ。
だから彼女といるともっと一緒にいたくなるし、もっと話したくなる。。
ただ。。。その全ての会話が日本語ではなくて韓国語というのが少し問題な気もするが。。
そんな事を考えながら歩いてると大きい公園が見えてきて、その隣にコンビニもあった。
彼女 『コンビニ行く?』
私 『いいよ。』
まだ何も食べていない私たち。。。コンビニに入ると。。。
彼女『ビール飲む?』
またビールかよと思った私。。。
私『うん。私は一缶だけでいいよ。』
本当にビールが好きな人なんだな。。。
彼女はアサヒスーパードライ500mlを2缶、私はキリン一番絞りを一缶買った。
公園のベンチに座りながらビールを飲むのも久しぶりだった。。。
私たちはビールを開けて乾杯をした。
天気もいいし、ビールを開ける音もいい、そしてとても冷えているのがまたさらにいい。。。
気持ちいいな。。。
ずっと歩いていたので喉が渇いたのか、彼女はあっという間に一缶飲み切ってもう一缶のビールをあけた。
私『美味しい?笑』
彼女『うん。美味しいね〜^^』
ビールを飲みながら彼女が私に新聞を渡してくれた。
私『??』
彼女『スポーツの記事が書いてあって無料だったから持ってきた。これ時間ある時読んでみて。勉強にもなるし。』
私がスポーツが好きな事を知っていた彼女は、スポーツ新聞なら読みやすいのでは?と考え、わざわざ持ってきてくれたのだった。本当に私の事を良く考えて気遣ってくれる彼女だ。。
私『本当にいい天気だね。』
彼女『うん。。公園でこうやってビールを飲むのは久しぶり。。』
私『本当?』
彼女『うん』
私『結構飲んでそうだけど笑』
彼女『笑』
私『でもMは本当にビールが好きなんだね?』
彼女『うん。私ビールならいくらでも飲めるよ!』
それ自慢なの?!。。。笑
(この時の私はお酒があまり好きではなかった。1ヶ月に1回飲むかどうかだった。でもビールが好きな彼女に会うと飲まなきゃという気持ちになる。。あまり飲みたくないけど。。。笑)
公園でのお喋りは楽しい時間だった。。。
明るく笑いながら美味しそうにビールを飲んでいる彼女をみて考えた。
彼女と一緒にいると私の気持ちも明るくなるし、楽しい。そしてもっと彼女の事を知りたいという気持ちになる。。ただの友達として会うより付き合ってみたい!
(えぇ?いきなり付き合う??私もなんでこの時急にこんな気持ちになったのかは未だによく分からない。。。)
でも会って2回目なのに急に付き合おうなんて言っていいのかな??
軽い人だと思われるんじゃないかな??
いい友達なのにこれで友達の関係まで台無しになってしまうんじゃないかな??
色々心配はあったが。。でもどうせ男と女の関係に友達なんてないでしょう?と思った私。お酒も少し飲んだし彼女に告白しようと決めた。
私『私たち、友達じゃなくて付き合わない?』
ビールを飲んでいた彼女がビックリして手を止めた。
彼女『な。。なに??急にどうしたの?!』
私『付き合おうか?』
彼女『。。。』
返事がない。。。やばい。。。これで友達の関係までなくなるんじゃ??
緊張した。言わないほうがよかったのか。。。。