韓国人男教える外国人の日本語勉強法『積極的な男−22』
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# 韓国人男教える外国人の日本語勉強法
コンビニで買ってきたお菓子を美味しく食べていたらまた私の携帯が鳴った。。。
日本にきて一週間も経ってないのにこんなに電話がなるなんておかしくない??と思った私。。。
私『もしもし』
?『ヨボセヨ』韓国語だ。なんだよ~!今いる場所が日本か韓国かわからなくなってくる!
私『ヨボセヨ』
J『Jだよ』
昨日、電車で偶然再会した高校時代の友達だった。
私『あ〜Jか!電話番号をまだ登録してなくてわからなかった。』
J『週末時間大丈夫だったら渋谷で会おうよ?』
私『いいよ。日曜日どう?』
J『いいよ。じゃ日曜日渋谷駅で!12時大丈夫?』
私『オッケー!駅についたら連絡する!』
これで今週の日曜日はJと渋谷で会う予定ができた。
渋谷も久しぶりだな。。楽しみ。。。久しぶりに渋谷に行くのも楽しみだけど、Jは中国語も日本語もできるから、どうやって勉強をして話せるようになったのかを聞いてみたいと思った。
週末の楽しみができた!じゃ。。お菓子も全部食べたし早速勉強をしてみるか!
この時の私の日本語の勉強の方法を簡単に説明します。
韓国語の勉強をしている方は参考にしてみてください。
韓国語と日本語はよく似ていて日本人にとっては覚えやすい外国語だと思います。
1。毎日朝起きたら必ずひらがなとカタカナをノートに書く。忘れないようにするためには毎日繰り返し書く事しかないと思った私。。。
→韓国語の勉強をしている方。日本語にひらがな、カタカナがあるのと同じで韓国語にはハングルがあります。その文字を覚える事は基本なのでこれはやるしかないです。必ず覚えるしかないです。これは難しいかどうかの問題ではなくて、毎日繰り返してやっていれば誰でも書けるようになります。
2。かなりせっかちな私は、日本語の単語を1日100個ずつ覚えようとしていました。日本語の単語を読んで韓国語での意味を確認して、次は逆に韓国語の単語を読んで日本語では何というかを考えながら覚えていました。しかし、いざ覚えるとなると、1日100個は無理ですね。なのであまり無理せず1日10個ずつ覚えるだけで十分だと思います。
3。口で発音しながら日本語を話す練習をする。韓国から持ってきた日本語教材CDを聞きながら、一つの文章を聞いては停止させ、それを大きい声で真似してみる。そしてこの教材ファイルを一日中聞きながら生活していました。今は意味なんてわからなくてもいい、そのうち分かるようになるでしょう!と思っていました。
当時を思い出してみると、自分にかなりのプレッシャーをかけながら日本語の勉強をしていたなと思います。もう少し楽しんでいても良かったのでは?と思いますが。。。
韓国語に興味がある初心者の方は上の3つを毎日欠かさず行っていれば韓国語も自然に上手くなると思います。
そしてもう一つ大事なのは、自分の頭の中で常に変換作業を行う練習をしないと、なかなか上手にならないと言う事です。つまり、日本語の場合ひらがな、カタカナ、単語は基本中の基本として勉強しておく。プラス、文法までをちゃんと覚えなくてはいけません。それを自分の国の言葉で先に頭の中で考えて外国語に変換し文章にする練習。。。
日本人だと特に何にも意識せず使っている日本語を、外国人が日本語を話すためにどのように勉強するのかを、一つだけ例として挙げてみると。。
1。これは大きい家。これは素敵な家。
これを繋げると??『これは大きくて素敵な家。』ですね。
ではここで外国人はこの文章を繋げるためにどんな文法(ルール)を勉強するのか??
大きいは 最後が『い』で終わるので『い形容詞』になります。
『い形容詞』の場合、文章を繋げる時最後の『い』を無くして、『くて』に変わる。
なので外国人は先に『い形容詞』を全て覚えた上で『くて』形に変換する練習をします。
日本語学校では先生が質問した内容に答える形で勉強します。
先生『おいしい』
学生『おいしくて』
先生『忙しい』
学生『忙しくて』など。。
2。これは素敵な家。これは大きい家。
これを繋げると??『これは素敵で大きい家です。』
ここではこの文章を繋げるためにどんなルールを勉強するのか??
素敵など『な』を名詞の前につける時『な』となる言葉は『で』に変えて文章を繋げます。
『これは素敵で大きい家』になると言う事ですね。
これも『な形容詞、名刺』をちゃんと理解した上で『な』を付ける練習をします。
先生『綺麗』
学生『綺麗で』
先生『簡単』
学生『簡単で』
言葉は本当に繰り返し練習する事が大事です。
上のようなルールを覚えて練習を続けると、最初のうちは自分が言いたい事を日本語にして伝えるのに1分以上かかっていたのが(自分が言いたい事をまず韓国語で考えてそれを日本語に変換する作業に時間がかかる為)徐々に時間が短くなっていき、最初に韓国語で考えなくてもすぐ日本語で出てくるようになってきます。
ここまでくればもう日本語を話す事に自信がついてきます!
長々と日本語勉強の話になってすみません。笑
日本人の皆様が普段当たり前に使ってる日本語を外国人は話せるようになるために一生懸命勉強しているのです 笑
ではまた積極的な男の話に戻りましょう。
勉強をしていたら。。。
また『トントントン』
私『はい』
K&HC『ご飯食べに行こう』
私『わかりました』
もう完全に一緒にご飯を食べるメンバーになってしまった。
今日のメニューは牛丼。。。
日本に旅行で来た時は牛丼に卵をかけるという衝撃的な食べ方が受け入れられず、食べられなかったけど、一度経験したしもう大丈夫でしょう。
食べないと食べ物がないから食べるしかない。。。
そして出てきた牛丼。。。
またびっくりした。。
私の中で日本のイメージはとても健康的な食習慣がある国で、少食で健康長寿の国というイメージが強かったのですが。。。出てきたご飯を見ると、とても食べきれないくらいの量だ。ご飯の量がなんでこんなに多いんだ?!と思った。
そしておかずが全部しょっぱい。。。
日本に来る前は1日2食と薄味に慣れていた私にとっては、正直言って合わない食事だった。でも残すのも勿体ないし。。。食事を作ってくれた方にも失礼だし。。食べるしかないと思い残さず食べようとしたが、どうしても無理。。。
Kさん『今日は楽しかった?』
私『はい。。葛西臨海公園も綺麗だったしドンキホーテも楽しかったです』
Kさん『なんだよ〜!一緒に行けばよかった。学校はいつから??』
私『明日オリエンテーションとクラスを決めるテストがあっていかなければならないんです。』
Kさん『そう?俺達も明日テストだよ。勉強はどう?』
私『私。。ひらがなとカタカナしかわからなくて頑張ってやっています。Kさんは?』
Kさん『俺達も一緒だよ』
K達と夜ご飯を食べ終え、お腹がはち切れそうなくらいいっぱいになった私は、自分の部屋に戻り携帯を確認した。すると在日韓国人の彼女からメールが来ていた。
彼女『勉強頑張ってる??』
彼女からのメールを見ると自然と笑顔になる私。。。
私『うん〜^^頑張ってる!明日テストだから』
彼女『明日何時に終わるの??』
私『午後1時からで2〜3時間かかるって書いてあったから3~4時くらいには終わると思うけど』
彼女『もし大丈夫だったら明日会おうか?』
私『いいよ。何時に仕事終わるの??』
彼女『5時まで!おっくんの学校があるとこまで行く!着いたら連絡するね!』
私『了解!』
これでもともと週末に会う予定だったのが明日の約束に前倒しになった。
明日会える思ったらまた胸がドキドキしてきた。
いやいや。。今それどころじゃない!勉強しよう!
あ。。。夜ご飯無理したからやっぱり苦しいな。。。