韓国人男が新大久保でナンパした結果は??『積極的な男−52』
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# 韓国人男が新大久保でナンパした結果は??
私はKさんが指名した女性二人組みのテーブルに自分の椅子を持って行った。
緊張緊張。。。
私『すみません。ちょっと大丈夫ですか?』
驚いている様子の女性二人。
一人は髪の長い大人しそうな雰囲気の女性、そしてもう一人は髪は短くて活発な雰囲気の女性で二人とも優しそうな印象だった。声を掛けた時にその優しそうな雰囲気に少し安心した。。。
(私はナンパをしたのはこの時が人生で初めてだった。)
髪の短い女性が私に笑顔で答えてくれた。
髪の短い女性『はい〜!^^』
お店の中だったからか拒絶される事なく、むしろ私に興味を持ってくれた。
私『私は韓国から来た留学生です』
髪の短い女性『そうなんですね~ 韓国の方ですか?』
私『はい!今年の10月に日本に来たのでまだ日本語が上手じゃないです。』
髪の短い女性『え〜上手ですよ〜』
『上手だよね?』と髪の短い女性が髪の長い女性を見て言った。
髪の長い女性『うん。上手上手^^』
なんだか緊張して来たのに、いざ声を掛けてみると歓迎ムードで私も急に楽しくなってきた。
ナンパって楽しいじゃ〜ん笑
私『ありがとうごじゃいます。』
(今でも周りから言われますが、私の発音はこう聞こえるらしいです。)
髪の短い女性『韓国のどこから来たんですか?』
逆に質問されている私。。。自分が言いたい事は頭を使って文章を作れるが、質問をされるとその質問の意味をすぐには理解出来なくて、答えるのに時間がかかる日本語のレベルだった。私の理解出来ていない様子を察知した髪の短い女性は優しくもう一度ゆっくり質問をしてくれた。
私『あ〜ソウルです。』
髪の短い女性『ソウル!?えぇ〜いいな。私たちも行ったことありますよ』
この二人組の女性は韓国が好きなようだ。
よし。。話も盛り上がったし、と思い彼女たちのテーブルを見るともうほとんど食べ終わっていたので電話番号だけ教えて貰ってまた次回改めて約束をして会えばいいかなと思った。
私『私たち二人で来たのですが、あなたたちも今日は二人ですよね?』
短い髪の女性『はい〜!』
私『もしよかったらまた来週この4人のメンバーで食事へ行くのはどうですか?』
私の質問で女性二人は顔を見合わせていた。
ドキドキドキドキ
髪の短い女性『分かりました^^いいですよ!』
あぁ。。。良かったと思い次は電話番号を教えて貰おうと思った。
私『では電話番号を教えていただけますか?』
髪の短い女性は迷わず『はい。』と答えて私に電話番号を教えてくれた。
そしてそれを見ていた髪の長い女性にも電話番号教えて貰い私は二人に挨拶をして席に戻った。
私『ではゆっくり楽しんでください。^^』
女性二人『はい^^』
電話番号を教えて貰い席に戻って行くとKさんは凄く気になっている様子で
Kさん『どうだった??』
私『。。。』
Kさん『だめ。。。??』
私『電話番号教えてもらいました^^』
Kさん『本当に?! 笑笑笑 じゃ、彼女たちと一緒に今からお店出る???』
私『いえ。もうほとんど食事が終わってるようだったのでまた日を改めて会う事になりましたが。。』
Kさん『そっか。髪の長い人の方も電話番号教えてくれた??』
私『はい』
Kさんは髪の長い方の女性が気に入ったみたいで、Kさんに彼女の電話番号を教えた。
Kさん『私が連絡して日にち決めるね^^』
私『はい 笑』
私はその二人の女性にはあまり興味がなく、ナンパしに行って日本語で話す事に緊張していたのだが、Kさんは本当に髪の長い女性が気に入っていたみたいだ。
Kさん積極的な男だな。。。笑
パーティーが思っていたものと違い、ガッカリしていたKさんだが韓国料理屋でのナンパ成功で満足したのか、寒い外で無言でアイスをバクバク食べていた時とは違い、ニコニコよくお喋りながら楽しそうにお酒を飲んでいた。
私たちは今日の事をもう一度振り返って笑いながら話していた。
Kさんと初めて一緒に飲むお酒。。。お酒が強いようでガブガブ飲んでいた。そのKさんを見ながら縁って凄いんだな。。。と思った。この前まで全く知らない人だったのに日本留学に来て偶然出会い、楽しく一緒に思い出を作ってお酒を飲んでいるというのが。。。一人でそう思い感動していた。
Kさん『おっくんは日本での生活はどう?』
私『日本での生活ですか? 。。。頑張りたい気持ちが凄くあって、私なりに頑張れていると思うのですが、なんだか思ってるようにうまくは行かないですね。。。でも楽しいです!』
Kさん『笑 おっくんは本当に頑張ってるよね。いつ部屋に行っても勉強しているし忙しそうだし。』
私『Kさんはどうですか?』
Kさん『。。。私海外での生活が長いから生活自体は問題ないんだけど、早く勉強を終わらせて、もういい加減ちゃんとした仕事に就かないとだめじゃん。だからプレッシャーもあるし。。。』
お酒を飲んだからかすこし真面目な話になってきた。。
私『でもKさんは中国語も話せるし、日本語まで話せるようになったら本当に完璧ですよね。あ、でもKさんはこれから日本で大学院まで行きたいんですよね?』
Kさん『うん。たぶん30歳前まではずっと勉強をしてるんじゃないかなと思う。』
30歳まで勉強??と聞き驚いた。長くない??
私『30歳ですか?その歳になってしまうと就職とか難しくなるんじゃないですか?』
Kさん『。。。私は自分の両親の会社を継ぐつもりだから、それは大丈夫。。。』
私『えぇぇ?!?!両親の会社を継ぐ??』
なに?!もしかしてKさん。。。
そういえば。。。身なりも裕福そうに見えるし。。。海外で大学を卒業して今度は日本にきて大学院まで行って両親の会社を継ぐという事は。。。もしかして大企業の息子さん。。??? と私が驚いていると
Kさん『もう帰ろうか?』
そして私たちは楽しく飲んだその賑やかなお店を出て新大久保駅に向かった。。。
新大久保駅に向かう途中、マクドナルドが見えた。。それを見たKさんが
Kさん『マック食べようか?』
私『マ、マックですか?分かりました。』
韓国料理屋でも結構食べたのにマクドナルドまで。。。Kさん結構食べるのね。。。笑
でも大企業の息子さんはマクドナルドなんて食べないよね?? 笑