酔っ払った韓国人女性とまたホテルへ??!『積極的な男−56』
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# 酔っ払った韓国人女性とまたホテルへ??!
彼氏と別れたという話をしたっきり、また無言で黙々と瓶ビールを飲み続けているIさん。
そんなIさんの前で五目そばを静かに食べている私。。。これ本当に美味しいなと思いながら。。。ガツガツ食べたいけれどそんな雰囲気ではない。。いやだなぁ。こんな雰囲気。。。笑
無言で黙々と瓶ビールを空け続け気づけば5本も一人で飲んでいたIさん。
ビールにだけ手を付けて酢豚は一口も食べずにそのまま。。。
そしてIさんが急に韓国の焼酎(チャミスル)が飲みたいと言い出した。
Iさん『チャミスルが飲みたいから、ここ出よう。』
と言いIさんが私の分までお会計をしてくれた。
Iさんは簡単にチャミスルが飲みたいから出ようと言ってお店を出たが、日本で韓国の焼酎を置いているお店なんて突然言われてもどうやって探せばいいんだよ?? と思ったが、飲みたいと言っているし少し酔っ払っているようだし、仕方なく探しながら歩いていると、本当に運良く韓国料理屋という看板が私の目に飛び込んで来た。
『あぁ。。。良かった。。助かった。。』と思いその韓国料理屋に入ったのは午後2時くらい。。。
普通の韓国料理屋なので韓国の焼酎(チャミスル)も置いていた。
焼酎とスンドゥブチゲを頼んだIさん。
私はトッポギとウーロン茶にした。
焼酎が来るなりまた自分で注いで黙々と飲み始めるIさん。
どんだけ飲むんだよ。。。
そんなにハイペースで飲むと酔っ払うよと言いたかったが言える雰囲気ではなかった。
美味しそうなスンドゥブチゲとトッポギがきた。
さっき中華料理屋では頼んだ酢豚には全く手をつけずに全部残していたのにスンドゥブチゲは食べているIさん。
そんなIさんの前で静かにトッポギを味わいながら食べている私。。
本当に久しぶりに食べるトッポギなので感動していた。。。笑
私がトッポギを食べている間に、既に2本目の焼酎を頼んでいるIさん。。。
いゃぁ。。。このまま無言でハイペースのまま飲み続けるのは危ないなと思い、気まずかったがIさんに話しかけた。
私『なんで別れたんですか? 』
Iさん『。。。』
なんだかちょっと怖い。。こんな質問しちゃまずかったかな。。。
Iさん『元々うちの両親は外国人と付き会うのを(Iさんの彼氏はアメリカ人だった)反対していたんだけど、それでも私は彼が好きだったから両親の意見を聞かずに付き合ってたんだ。でも私が日本に来た頃からだんだん連絡が減ってきて。。。ちょっと怪しいなぁと思ってアメリカにいる友達に聞いたら、私と付き合いながら他にも付き合っていた彼女がいたみたいでさ。。その人と先月結婚してたのを知って。。 』
私『浮気ですか??』
Iさん『そういう事かな。。。』
こんなに綺麗でスタイルのいい人でも浮気されるんだとビックリした。まぁ。。でもこんな昼間からお酒を浴びるように飲んでいれば浮気されてもおかしくはないのかもしれないと思った。。笑
でもそれは失恋のショックからか。。。こんなに勢いよくお酒を飲んでいる様子を見ると彼氏の事が相当好きだったのかなと思った。。。
かなり酔っ払ってきているIさんの様子だったが、更にもう一本焼酎を頼んでいた。。。
Iさん『チャミスルもう一本キュだシャイ(ください)』
酔っ払って焼酎を頼む時の日本語の発音がキュだシャイになっているIさん。。。
これ以上飲むとまずいと思い止めようかなと思ったが。。。 まぁ辛い時は吐くくらいまで飲んでもいいのかもしれないと思い止めずにいた。。
するとIさんは突然私に対し怒り始め、だんだん声が大きくなって来た。。
Iさん『だからおっくんもそんな簡単に分かれるんじゃないよ!男なんて女の気持ちを全然考えないで自分のことばっかり考えて。本当に男なんて。。!』
なんで私が貴重な日曜日に突然に呼び出されて、重苦しい気まずい雰囲気の中でお酒に付き合い、最後は説教までされなければならないんだ??!と思った私は。。!もう我慢できないと思ったのだが、
私『分かりました。これからは私も気をつけます。。。』
と答えた。(酔っ払ってるIさんに反論しても仕方ないと思ったので)
酔っ払ってずっと大きい声で怒鳴っていたIさんは焼酎5本を飲み干してやっと落ち着いてきた。
一人で韓国の焼酎(チャミスル)を5本も飲んでしまったIさん。。。
まじかよ??一瞬自分の目を疑ったが本当に5本とも綺麗に飲み切っている。。。
それでもまだ足りないのか、今度は生ビールを頼んだIさん。。。
Iさん『生ビールひとつキュウーダーセイ(ください)』
『え??またビール??!しかももう呂律が全然回ってないし』
Iさん『おっくんもノミュ(のむ)?』
私『私はいらないです』
もうこの人は今更何を言ってもダメだと思っていたら頼んでいた生ビールが来た。
その瞬間私はもう一回自分の目を疑った。。。
テーブルに突っ伏して顔を上げないIさん。。
『え。。。??まさか寝てるの???まじで??』
この生ビールどうしよう?? なんでビールなんて頼んだんだよ。。。あぁ。。。困ったな。。。(飲まない人が酔っ払いに付き合うのはとても大変。。。)
私もIさんのおかげでだいぶ疲れていたし、ビールも飲まなきゃもったいないし、私が飲んでいればそのうちIさんが目を覚ますのではないかと思った。
私はIさんが注文していたビールを本当にゆっくり飲んでいたが一向にIさんが起きる気配がない。。。
なんだよ。。。!起きないのかよ。。。???
どうしよう???
そして。。。Iさんが一人で大騒ぎしながら飲んだお会計は誰がするの??
Iさんが頼んだまま残ってしまったビールを私はちびちび飲みながら30分以上目覚めるのを待っていたのだが。。。いや。。。これはダメだ。。。
Iさん。。。起きないんだ。。。これは気絶だ。。。
あぁ。。。本当に困ったな。。。 この人どうしよう。。。
ここに置いていく訳にはいかないし、酔っ払ったIさんを連れてホテルに行くしかないのか。。???
あぁ。。。コマリュ(困る)。。。