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今学期最後のテストの日にちが決まった『積極的な男−64』

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# 今学期最後のテストの日にちが決まった

 

(出席チェック中。。。)

 

先生『Iさん。。。』

 

Iさんがいないのをみて。。。

 

先生『Iさんはまだ来てないのかな??』 

 

その時。。

急いで教室に入って来たIさん。。。

 

 

Iさん『は~~~い!すみません!』

 

Iさんは授業が始まる直前にギリギリ間に合い教室に入って来た。。。

 

そんなIさんをみて私は『よかった。。今日来ないのかと思って心配したじゃん。。』とホッとしていた。

 

遅刻ギリギリで走って来たようですごく息が上がってる状態だったが、今日の朝西葛西駅で別れた時の落ち込んでいるような雰囲気とは違い、明るい様子で振舞っていたので良かったと思った。

 

そしてこんな遅刻ギリギリに学校に駆け込んできたのに、Iさんの顔を見ると化粧は完璧だった。その様子を見て普段通りのIさんに戻ったんだと思った。。。笑

 

まぁ。。心配していたが。。。とにかく何もなくてよかったな。。。明るいいつもの彼女に戻ってるし。。。やっぱりIさんは明るく活発なのが似合う人だ。。。^^

 

もう元気になっている姿を見て安心したし、昨日の事があったばかりなので今はIさんについては何も考えたくない。。笑

そして二度と絶対に飲みには行かない!ご飯も一緒に行かない方がいいかもしれない。。昼間から飲む人だし。。。笑

 

Iさんの無事を確認して安心っていうか心が楽になった私は、週末あまり勉強ができなかったため今週からまた授業に集中して勉強したい気持ちに溢れていた。。。

 

その時だった。。。

 

授業が始まる前に先生からのお知らせがあった。

 

先生『授業を始める前に簡単なお知らせがありますが、もう今学期の授業も残り3週間くらいですね。。。もちろんこれからも引き続き小さいテストはたくさんあると思いますが、今学期の最後の日に来季のクラスを決める大事なテストがあるので、この残り3週間でしっかりと準備しておいてください!』

 

学生たち『はい!』

 

普通に先生が言う日本語の言葉を理解しているクラスメイトたち。。。

このクラスが始まった時は殆どの学生たちは先生の言う事をちゃんと理解出来ていなかったのだが、今はまだ完璧ではないけれど大体理解しているのを見て皆も確実に日本語が上達したんだなと思った。。そして自分自身にも同じことを感じていた。。

 

先生のお知らせ『今学期の最後の日にテストがある』という事。。

 

もちろん今までも必ず1週間に一回はテストがあった。

1.ミニテスト(ひらがな&カタカナ、漢字、単語)

2.普通のテスト(教科書の内容が4話くらい終わるとその内容をまとめてテストをする、学生時代の中間テストみたいなもの)

 

今までこのテストを受けながら毎回毎回いい点数をとりたかったし、ずっといい成績を維持すれば来季のクラスのレベルも1個ではなくなくて2個くらい上がれるのではないかと期待していたので一生懸命取り組んでいた。

 

その結果クラスの中ではいつも1位か2位の成績を維持していた。

(大体2位が多かった。。。1位は会社の福利厚生の制度できた韓国女性)

 

今期の最後の日にあるテスト。。。ずっといい成績を維持して来たし。。。最後のテストまでいい点数をとれれば来季のクラス分けではレベレが高いクラスに入れるかもという期待が。。。テストの結果に対する期待感でまたやる気が高まってきている。。。!

 

(この時の私がクラスのレベルに執着していたのは、クラスのレベルが上がれば自然に自分の日本語レベルも上がると考えていたからだ。確かに多少は関係はあるかもしれないが、それが必ずしも日本語レベルに直結するものではなかった事は留学生活が終わる頃に気が付いた。)

 

今学期も今までやって来たように最後まで頑張ろうと思いながら授業に集中していたら。。。あっという間に今日の全ての授業が終わってしまった。。。

 

今日の授業も楽しかったな。。。

勉強すればするほど使える日本語が増えるし、聴いて理解できる日本語も増えてくるからか授業がめちゃくちゃ楽しい。。。!

学ぶ事はこんなにも楽しいのに何故現役の学生の時は勉強の楽しさが分からなかったのだろう。。。笑

 

授業が終わり。。。いつもと同じようにすぐに学校を出て一人で寮に帰ろうとしているとIさんが私を呼び止めた。。。

 

Iさん『おっくん。。。ちょっといい。。。』

 

な、な、なに??と思った。。。怖かったっていうか。。。

まさかまた飲みに行こうとか言う気じゃないよね??私そんな暇なんてないよ。。。!

週末Iさんのおかげで大変な思いをしたんだから、ただ呼ばれただけなのに返答するまでのその短い瞬間いろんな事を想像している私。。。。

 

私『は、はい。。??』

Iさん『なにその表情??』

私『。。。』

Iさん『これ。。。』

 

何か入った小さいバックを手渡してきたIさん。。。